多肉植物って育てたことありますか?
JUUUNは、3年ほど育ててます。特に多肉植物の中でもエケベリアはお花みたいでとても可愛いですよ。育て方にはちょっとコツがあるので、こちらでお話ししていきます
多肉植物ってなんだろう。可愛い多肉植物がホームセンターなどでたくさん売っているので、皆さんも可愛く育ててみて下さい。多肉植物の育て方について説明していきます。
原産地
主な原産地は、南アフリカや南米が原産地で砂漠や海岸など極度の乾燥地帯です。
アジアやオーストラリアなどの乾燥地域や半乾燥地域にも広く分布されています。
日当り
多肉植物は、太陽が大好き。基本的にはよく日光が当たる屋外に置きます。
《夏場》遮光したあとの多肉植物の様子もよく観察してください。遮光しているのに葉が焼けてしまったら少しだけ遮光率を高くしても良いかもしれません。また徒長と言ってロゼットの形が伸びてきてしまう場合は、遮光が強すぎです。もう少し遮光率の低いシートに変更してみて下さい。
《夏場以外》夏場以外は遮光の必要はありません。たくさん日光を当ててあげたほうが強い元気な苗に育ちます。また冬場も可愛く紅葉しますのでたくさん日光に当ててあげましょう。
遮光の開始や終了のタイミングは、多肉植物の様子をみてベストなタイミングを見つけて下さい。
使用する土
初心者の方には、鹿沼土の細粒がおすすめです。
多肉植物の土が、様々なメーカーから売られているので、お気に入りのメーカーを見つけても良いですね。ただ、肥料が入っている場合が多いので秋に植え替えを行うと紅葉しにくいです。
多肉植物は、基本的に葉っぱに水分を溜めており、細かな水あげは不要です。逆に水のあげ過ぎは多肉植物を腐らせてしまうので注意が必要です。夏場以外では1ヶ月水をあげなくてもほぼ枯れることはないです。土が湿っている状態が続く方が体調を崩します。水あげ後、できるだけ早く土が乾くようにします。鹿沼土が基本的に乾いた状態で、水あげの回数をコントロールできる事が理想です。
多肉植物を育てることに慣れてきたら、オリジナルの土をブレンドしてみるのも楽しいです。鹿沼、赤玉、ピートモスなどを使って、ご自宅の環境に合った土を作るのも良いですね。赤玉は水分を貯めるので、乾きにくい土になります。ピートモスは土がふわふわになります。ただ完全に乾くと水を弾いてしまう性質があるので配分が多過ぎないようにします。
水やりの頻度
ぶっちゃけて水やりの頻度は、「週に何回です!」って言えません。ご自宅の環境にあった水やりの頻度を探していきます。基本的には、鉢を持ち上げて軽くなってから2〜3日過ぎて水をあげてみて下さい。毎日観察していると、葉がしんなりしてくるのがわかると思います。そうなってから水をあげても遅くないです。季節や気温・湿度によって土の乾き具合って変わってくるので、同じ場所でも水やりの頻度は変わってきます。
水をあげてしばらくすると、葉っぱの張りが出てきます。水が切れている状態との違いを観察して下さいね。
風
夏場に水をあげた後、長い時間土が湿った状態は好ましくないです。風があれば土が乾くスピードが速いので、多肉の体調は崩れにくいです。風がない日は、扇風機などを使って多肉に風を送りましょう。
増やし方
多肉の増やし方はいくつかありますが、多肉植物の葉を1枚取って土に挿しておくと、成長点から根っこと新しい芽が出てきます。これを葉挿しと言います。ポイントは、この成長点をしっかり葉っぱ側に移るように葉っぱをもぎることです。成長点が茎側に残ってしまうと葉っぱから根も芽も出ません。植え替えのタイミングなどで、下葉を何枚かもいで土に挿しておくと保険株として増やすことができますね。水やりをして多肉が水分をたくさん含んだ状態では葉をもぎにくいので、そろそろ水をあげようかな?のタイミングで葉をもぐと上手に葉っぱを取ることができます。
ベテランの域に達すると花を咲かせて様々な多肉植物を交配させてタネを取り、タネから増やす方もいます。
紅葉の条件
①日光 (多肉植物はやっぱり日光が大好き)
②寒さに当てる (10°以下の寒さが1ヶ月程続くと紅葉が進みます)
③気温差 (10°以上の温度差が必要です)
④ストレスを与える
・肥料をなくす (栄養状態を悪くするイメージです。土に栄養たっぷりだと青々とした多肉植物に育ち紅葉しにくくなります。)
・根詰まり (植えられている鉢いっぱいに根を張らせることです。これ以上成長できないよ〜というぐらいにぎゅうぎゅうに根っこを張らせます)
・水やりを控える (水切れに注意し、乾燥気味に管理します)
⇧2024年8月頃の写真
⇧2024年11月の写真
上記2枚の写真は同じ多肉を撮ったものです。
2枚目は夜に撮影したので暗いですが、が進んで艶も出てとっても可愛くなってます!同じ多肉でも季節でこんなに変わるんです。
害虫対策
多肉植物にも害虫が付きます。ハダニやカイガラムシです。予防のために根元にオルトランを適量撒いていおきましょう。赤と青のオルトランがありますが、私は青のオルトランを使用しています。
大切な事
多肉植物を育てる上で大切なことは、人間の都合に多肉を合わせるのではなく、多肉の都合に人間が合わせるのです。そのためには多肉をよ〜く観察します。お水ほしいかな?日光の量は多くないかな?少なくないかな?虫はついてないかな?水をあげてから土は乾いたかな?などなど。
土の配合や遮光の割合。色々と研究を重ねてご自宅に合った環境を整えて下さい。思いっきり多肉に振り回されましょう。夏の青々とした多肉と冬のピンクに紅葉した多肉の差を楽しんで下さい。
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